お知らせ
豪雨災害への備えについて
令和6年9月21日に発生した石川県能登半島豪雨で犠牲となられた方々に
謹んでお悔やみを申し上げますとともに被災されました皆様に心からお見舞い申し上げます。
能登では依然として被害が甚大な地域が多くあり、不安な日々が続きますが、より一層の安全と一日も早い復興をお祈り申し上げます。
私ども損害保険代理店としましても、少しでも皆さまのお力になれるよう、災害による被害のお問い合わせ・ご相談等にお応えさせて頂きます。
今回は上記のような被害を最小限に防ぐための、事前の準備や備えについてお伝えしていきたいと思います。
・豪雨災害への備え方
日本は梅雨や台風の季節に度々豪雨に見舞われる地域が多く、洪水や土砂災害のリスクが高まります。事前に適切な準備をすることで、豪雨災害から身を守り、被害を最小限に抑えることができます。ここでは、豪雨災害に対する備え方について説明します。
①ハザードマップの確認
市区町村が提供する「ハザードマップ」を確認して、自宅や職場がどのようなリスクにさらされているかを把握します。これにより、避難経路や避難場所を事前に知ることができます。
②避難計画の策定
家族や同居者とともに、避難ルートや避難先を確認しておきます。特に高齢者や小さな子供がいる場合は、どのタイミングで避難するか、どのように連絡を取り合うかを詳細に計画することが重要です。 近くの避難場所を確認し、徒歩で行けるか車で行く必要があるかを考慮します。 同時に避難が必要な場合、交通渋滞も想定して早めの行動を心がけます。
③緊急持ち出し品の準備
避難する際にすぐに持ち出せる防災グッズを用意しておくことが大切です。以下は最低限の持ち出し品の例です。
飲料水(1日1人あたり3リットル)、非常食(カロリーメイトや缶詰など)、防寒具、雨具 、救急セット、常備薬 、 懐中電灯、予備電池 、 携帯電話の充電器やモバイルバッテリー -、現金、小銭 など
④情報収集の手段を確保
気象情報や災害警報は命を守るために重要な情報源です。ラジオやスマートフォンのアプリ、テレビのニュースで最新の情報を常にチェックできる環境を整えましょう。 – 「Yahoo!防災速報」や「NHKニュース防災アプリ」などの防災アプリをスマホにインストールして、通知を受け取れるようにしておきます。 自治体の災害情報メールを登録して、地元の災害情報もいち早く入手します。
⑤排水設備や家の点検
豪雨による浸水を防ぐため、排水口や側溝、雨どいの掃除を定期的に行い、水の流れをスムーズに保ちます。また、自宅の窓やドアの防水対策を確認し、必要に応じて補強します。排水口や溝にゴミが詰まっていると、雨水が排水されず浸水の原因になります。 防水シートや土嚢を用意しておき、浸水しやすい場所に設置する準備をします。
⑥家電製品や貴重品の保護
豪雨による洪水や浸水の可能性がある場合、家電製品や大切な書類・貴重品は高い場所に移動させます。床上にあるものが浸水すると被害が大きくなるため、あらかじめ保護することが大切です。 電源を切り、コンセントを抜いておきます。 – 家財保険や災害保険の内容を確認し、必要に応じて見直しを行います。
⑦避難のタイミングを見極める
避難は早めに行うことが大切です。豪雨が強まる前や河川が増水する前に避難を開始するのが理想的です。自治体が発令する避難指示や警報に従い、適切なタイミングで安全な場所へ避難しましょう。 事前の準備と適切な行動が、豪雨災害時にあなたや家族の命を守ります。日頃から対策を講じ、備えを万全にしておくことが大切です。